2018,12,27 誇りとプライドについて

誇りとプライドについて

「今回の舞台では多くの業種の人が関わっている。誰かの誇りを傷つけるようなことはしないでほしい」

前回の舞台で飲みに行った時に聞いた言葉だった、

プライドを日本語訳すると、「誇り」になるわけだけれど、この二つの言葉には明らかに違った肌触りがある。

それがなんだったのか、前回の舞台で気づきがあった。

結論から言うと、

誇りは、その人が人生の中で積み上げてきた能力や感覚に対する自負。

プライドは自分の存在を相手に認めてもらいたいという気持ち。

だと感じた。

両者の違いがベクトルが自分に向いているか、他者に向いているかである。

誇りは自分が積み上げてきたものに対するもので自己完結的であり、プライドは自分に対しての承認欲求と、かなり単純に言えばそういうことだと思う。

プライドという言葉は「あいつはプライドが高い」と揶揄する時に使われることが多く。誇りは「自分の仕事に誇りがある」と言いうように、自分に対して使うところからもこの分析はあながち間違っていないように思う。

前回の作品では、ヴァイオリニストの方や、音楽製作の方、ダンサー、歌手など俳優以外の多くの方達と共演した。

ダンサーにはダンサーの誇りがあり、歌手には歌手の誇りがある。誇りとはその人の人生の中で積み上げてきた、その人の能力や感覚で、別の言い方をすれば「こだわり」と言い換えることができる。こういう動きがかっこいい、この歌い方がいい、などその人の感覚が積み上げてきたものに対する自負が一つ一つの素振りから感じられた。その姿はとても美しいと感じたけれど、プライドを誇示するような言動には萎えてしまう。それが具体的にどんな振る舞いで、どんな言葉だったかはうまく説明できないけど。

プライドは傷つけても、誇りは傷つけるな。

とんでもなく、脈絡のないパンチラインになったけど、それを学んだ舞台になった。

早く、こんな硬い話とはおさらばして、ふざけたこと書きたいよ~。

今週も訪問してくれてありがとうござい増田良平。(だれ?)