「今週の『このゆび止まれ!』」について

ここでは毎週水曜日に新しい企画を発表します。
元々はエッセイというか、僕、仁田直人が書いた文章を掲載していたのですが、僕が飽きてしまい、「毎週新しい企画書を載せよう!」と思い、そうすることにしました。
当初は「今週のこのゆびとまれ」という連載名に変えようと思っていたのですが、「そのままでいいな」と思い、さらに「やっぱ変えよう」と思い。今週のこのゆび止まれ!、で行くことにしました。

いい企画とは
「みんなが仲良くなっちゃう企画」がいい企画だと考えています。
世の中には素晴らしい企画がたくさんありますが、それらの企画の全てが「みんなが仲良くなっちゃう企画」なんですね。
それはそこに参加した人同士だけに限った話ではなくて、例えば料理や町や音楽や作品とかそういうものも含めて「みんな」と定義しています。
映画を作る、ということももちろん一つの企画です。その映画を観ることによって、俳優のことを好きになったり、作品に感動する。それは俳優と仲良くなってしまった、と言えるし、監督の提示する世界と仲良くなった、と言えると思っています。

僕は俳優です。演じることが仕事です。それはこれからも突き詰めて行きたいともちろん考えているのですが、「演じる」という表現だけでは網からこぼれ落ちてしまう僕の中の欲求、それを色々な企画で全部掬いたいのです。この一年、舞台に立つことができなくなった僕は小説を書き、歌を作り、絵を描き、書を学び、脚本を書き、映画を撮りました。そして毎日毎日、いろんな企画書を書きました。「何も学ばない学校」「バザーで革命」「ハザードマップを使った公演」「戯曲を声にする会」「個人の人間性の宣言」「奈良でどうでしょう」「学べる劇場」などなど、タイトルだけ聞いても「?」だとは思うのですが、映画や演劇の枠を越えた、アイディアを思いつき、それらを形にしたい欲求があることに気づきました。それらを公開することによって、企画書を書くモチベーションとクオリティをより優れたものに、そしてそれで面白がってくれる人がいるかもしれないし、そしたら実現可能性が高くなるかもしれない、と考え、「企画書」を毎週更新しよう、と思うに至りました。これから毎週更新される企画をお楽しみいただけたらと思います。少年ジャンプ、マガジンのように「来週が待ち遠しいぜ!」とワクワクするような連載になればいいなと勝手に頑張っていきます。

仁田直人(ニッチェ)