2018,12,12 ロミジュリ終演

昨日、出演していた舞台が終わりました。
劇場に足を運んで頂いた方、ありがとうございました。

ロミオとジュリエットというみんなが知ってるであろう演目の、
みんなが知らないであろうマキューシオという役を演じた。
ジュリエット役も悪くないと思ってたんだけど、
どうやら演出家のお眼鏡にかなわなかったようだ。冗談はさておき。

舞台、というのは、
「説得」の回数が他の芸術よりも必要を迫られる芸術だ。
音楽や絵、小説、なんていうのは一人で完結することができる。
音楽や絵、小説の場合、
自分以外の誰も聞くことがないであろう、
読むことがないであろう作品を
部屋の片隅で創作活動をしている人は容易にできる。
しかし、誰にも観られることを想定せずに
ひたすら演技の練習を部屋の片隅でやる人は多分いない。
このことから、演劇という表現は
他者から観られることの前提が他の表現ジャンルよりも強い。
そして、一つの演目を上演するにあたって
演出家は俳優を説得しなければ作品を上演することはできない。
どんだけ突拍子のない作品を作りたくても、
例えば、おちんちんをひたすらブラブラさせるような
作品を上演するとして(実際にある)、
それをやる意義について俳優を説得できなければ上演は実現しない。
さらに観客にある種の価値を提供できなければ、
演出家は次の作品を上演できない。
演出家は俳優を説得し、演出家と俳優は観客を説得する。
この他者を説得する回数の多さが演劇の楽しさであり、苦しさである。

そして、演劇を続けることの一番困難な説得は「親の説得」だったりする気もする。

なんでこんな話をしてるんだ。
兎にも角にも劇場に足を運んでくださった方ありがとうごぜえやした。
今週も伯楽 -hakuraku-に来てくださった方ありがとうごぜえやす。
なんと、12月22日に作った映画の上映会を岩手県で行います。